✔読者の疑問や悩み
四季報 を買ったけど・・・
・どこを読めばいいの?
・量が多くて読み切れない!
・どんな銘柄を選べばいいの?
こんな悩みにお答えします。
✔記事の内容
・超時短!1ページ10秒で優良企業を見つける!
・成長企業を見つけよう
四季報を3年読んだ経験を踏まえお答えします。
四季報 の読み方!読むべき5か所!
1、 業績予想記事・材料記事
記事の前半は業績予想数字についてのコメント。後半には企業評価の手がかりとなるような材料についてのコメント書かれています。
まず注目してほしいのは【見出し】です。【見出し】は業績のポイントを一言に凝縮しています。
【最高益】や【続伸】などポジティブな【見出し】には注目してみましょう。
記事の内容は会社の現状を説明しています。業績や取り組んでいる事業など、あまり世の中に知られていない内容も書かれています。
2、 業績数字
会社の業績数字を確認できます。過去の業績や、会社の業績予想が記載されています。しっかり利益を出しているのか確認しましょう。
四季報予想も記されています。注目ポイントです!
上方修正や下方修正を予想することができます。重要な判断材料になること間違えなしです!
3、 会社基本情報
「証券コード」や「社名」はもちろん、「決算」「設立」「上場」「特色」「連結事業」が書かれています。
どんな会社でどんな事業をしているのか確認しましょう。
「実はこんなことしてたんだ・・・」「こんなことはじめたんだ」と気づくことが多くあります。
どんな事業で利益を上げているのかも確認できます。
4、 矢印とマーク
偶数ページでは社名の横、奇数ページでは株価欄の横の欄外に掲載されています。
まず矢印ですが、今号と前号の四季報営業利益予想の変化を示しています。
「↑↑大幅増額」「↑増額」「→前号並み」「↓減額」「↓↓大幅減額」の5段階で、変化を確認できます。
続いて、独自予想マークです。
四季報営業利益予想と会社営業利益予想の乖離を示す記号です。
「大幅強気」「会社比強気」「会社比弱気」「大幅弱気」の4段階となっています。
成長企業の目で確認でき、細かく数字を確認しなくても業績を知ることができます。
5、 株価チャート
四季報には直近3年強分(41か月)の月足のチャートが掲載されています。
直近のトレンド(方向感)を確認しましょう。
上がっているのか、下がっているのか、方向感がないのか。
株価は企業の業績を写す鏡です。
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1、 業績・材料記事の【見出し】
この2~3文字の【見出し】を見ることで会社の「今」がわかります。わずか2~3文字の【見出し】を見ることで各社の状況を知り、お宝銘柄を見つけましょう。
【飛躍】【最高益】【絶好調】などに注目してみましょう。
もし目に留まる【見出し】があれば記事の内容も確認しましょう。「〇〇期ぶりの最高純益」など記事内に記載されていればさらに注目です。
2、 売上高の上がり方
上がる株を見つけるために大切なのは成長性です。成長性を確認するには「売上高」を見ることをおすすめします。
「営業利益」じゃないの?と疑問に思った方もいると思います。
なぜ売上高なのかというと、
営業利益には、人件費や設備や設備投資費も含まれているからです。
所有している物件を売却したり、大量リストラがおこなわれると営業利益は上がります。
ですがこれは成長してるわけではありませんよね。
会社の利益はもの(サービス)を売って得たものです。これが売上高で確認できます。
「売上高」が年々増えている会社を見つけましょう。
目安としては、「売上高」が4年で2倍になっている会社です。
3、 矢印とマーク
先ほども解説した通り、一目で業績を確認できます。
「↑↑大幅増額」「大幅強気」に注目しましょう。
一目で業績状況がわかりますし簡単です。
成長企業を見つけよう
成長企業を見つけて投資しましょう。
なぜなら、株価が上がる企業は成長が見込める企業です。
日本トップ企業のトヨタ自動車も上場当初は資本金10億以下の「中堅企業」でした。そこから誰もが知っている大企業になったわけです。株価を最安値から見ると約12万7千倍になっています。今でも成長をしようとしている企業ですよね。
しかしリスクもあるんじゃ・・・と思う方もいると思います。その通りです。そのリスクにいち早く気づくためにも、四季報を読み、成長企業なのか毎号確認しましょう。
成長企業の条件をまとめた記事も参考にしてみてください。
【株式投資初心者へ】購入時銘柄チェックシート活用!5つのチェックで安定投資!
まとめ
株式投資で利益を得るためには、成長企業に投資することが大切です。
成長企業を見つけるために、四季報を読みましょう。
四季報は2,000ページもあり読むのが大変だと感じると思います。
本記事でご紹介した時短で読む方法を活かし成長企業を見つけましょう。
また、毎号購読することをおすすめします。
状況は日に日に変わっていきます。
前号と比較するとさらに有効です。