冬になると毎朝フロントガラスが凍り、苦労している人も多いことでしょう。忙しい朝に、凍ったフロントガラスと格闘し、出勤がぎりぎりになってしまった経験は誰にでもあるのではないのでしょうか。
この記事では、「毎朝フロントガラスが凍ってしまってめんどくさい。」「凍ったフロントガラスをすぐに解氷できないのか。」という人のために、フロントガラスが凍らない対策と凍ってしまったときの対処方法を解説します。
雪国の長野県で、筆者が実際にやってみて効果があった方法を紹介します。
フロントガラスの5つの凍結対策!
さっそく5つの凍結対策をご紹介します。
1,フロントガラスカバー
最も効果的なのは、フロントガラスにカバーをすることです。カバーに霜や氷が付着するため、ガラスは凍りません。シートをかけたり片づける手間がデメリットです。
2,解氷スプレー
私が最もおすすめする対策は、解氷スプレーです。すぐに解氷できるのと、準備や片づけといった手間がかかりません。
3,ぬるま湯をかける
誰でもお金をかけずにできる対策です。熱湯をかけるとガラスが割れてしまう可能性がありますので注意が必要です。
4,撥水剤
フロントガラスを撥水剤でコーティングする方法があります。意外と知られていませんが、水をはじくだけでなく、霜や凍結の対策にもなります。
5,アイススクレーパー
アイススクレーパーにも色々な種類があり、簡単に霜取りできるものもあります。出かけた先での霜取りの為にも、1つ持っておくことをおすすめします。
ひと工夫で対策できることも!
凍結対策のアイテムを購入したり、ぬるま湯をかける手間をかけなくても凍結を防止できることもあります。
朝日の当たる場所に駐車する
朝日が当たるだけでも凍ったフロントガラスは、解凍されます。周りと比べて、「なんで自分の車だけ凍っているんだろう?」と感じたことはありませんか。もしかしたら、日当たり次第でフロントガラスの凍結を防止できるかもしれません。朝の日当たりを確認し、駐車の向きや駐車場所を変えられるようなら変えてみましょう。
ガレージや屋根の下に駐車する
ガレージのような屋内に駐車できるのが一番いいのですが、屋根があるだけでも凍結具合は変わってきます。屋根があるようなら、少しでも屋根の下に駐車するようにしましょう。冬の間、毎朝フロントガラスの凍結に悩まされストレスになるようなら、ガレージや屋根の設置を検討するのもいいかもしれません。
凍結対策の注意点
これまで凍結対策を紹介しましたが、それぞれ注意点もあります。1番注意しなければいけないことは、車に傷を付けないことです。フロントガラスのカバーを付けはずしするときや、アイスクレーバーで霜をとるとき、車体を傷つけないように気を付けましょう。
凍ったガラスに熱湯をかけるのもやめましょう。小さな傷がついているだけでも、フロントガラスが割れてしまう恐れがあります。
凍ったガラスをワイパーでかきすぎるのにも注意が必要です。ワイパーが痛む原因になります。
・硬いもので車体に傷を付けない
・ガラスに熱湯をかけない
・凍ったガラスにワイパーを使いすぎない
まとめ
フロントガラスの凍結防止対策とアイテムについて紹介してきました。自分の環境やライフスタイルに合わせた対策をしましょう。その際、大切な車を傷つけないように気を付けましょう。有効な対策を実施して、大変な冬の朝を乗り切りましょう。